北海道の鉄道 ~北海道ちほく高原鉄道乗車の話
2003年4月「北海道&東日本パス」が発売出だしだったころ、道東を回りました。
「北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線」として再スタートしたのですが、やはり経営が苦しいということで
廃止されるんじゃないかという噂を聞いていたので、池田から北見にむかって乗ることにしました。。
池田といえばワイン城、「見学コース」があって自由に見学できたので、一通り見ました。
出口近くに「ワイン試飲コーナー」があったので、ひとくち飲んできました。
これからちほく線乗るのに、飲んで大丈夫か、という気持ちもありましたが、ここではやはり飲みました。
池田駅からちほく線に乗り込み、当日中に北見まで行くつもりでしたが、きっぷは途中の「置戸(おけと)」まで購入。理由はふたつあって、
1.140kmも距離があるのに、ただ乗りとおすだけではつまらない どこか一駅くらいは降りたい
2.じつは置戸できっぷを分けて買ったほうが、通しの運賃よりも安かった
です。
もっともちほく線のきっぷは途中下車できたそうで、通しで買って途中下車すれば問題はなかったのですが
理由2.があったので、きっぷは分けて買いました。
十勝とオホーツク地方の境の峠越えで山の中に入りました。4月だというのに雪は多かったです。
オホーツク側に入ると、置戸に到着したので降りました。駅舎自体は地元のコミュニティーセンターを兼ねており、立派な建物でした。
駅周辺を歩いたら、温度表示が0℃でした。ただ実感としてはそんなに寒いという感じはしなかったです。
とくに北海道ということで、たくさん着こんでいたわけではなかったのですが…
関東地方で同じ温度だったら、絶対寒いと感じるのですけど。
置戸からは後続の始発列車で北見へ、たいだい平野部で地元人の利用はそれなりにあるようで、帰宅中の高校生とその先生だと思われる人が会話していたのが思い出されます。
そのときもらった「精算証明書」には、プレゼント応募券が付いていたのが、面白かったです。
結局応募してないすが、北見名産の玉ねぎ関係やハッカ関係の商品があったようです。
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結局「ちほく高原鉄道」は、経営難で2006年4月に廃止されました。このとき乗っといてよかったです。
現在は旧陸別駅構内で、構内のみの運転がときおり実施されているようで、かつて鉄道があった頃を思い出させてくれるようです。機会があったら行ってみたいです。